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住まいの図面に怪しげな『 3本線 』。水回りの配管を表現しています。

住まいの図面に怪しげな3本線を見つけたら、それは水回りの配管図です。
正確には衛生設備線図と言います。床下や天井裏の配管経路と種類を表現する図面です。単純な記号を使った図面なので、家づくりの際にはチラッと確認すると楽しいですよ。

3種類の線で水・お湯・排水を表現

衛生設備線記号
住宅規模の衛生線図は基本的に3本の線で水・お湯・排水を表現します。『点線は水』・『切断したような線がお湯』・『実線が排水』です。(わかりやすいように色分けしています)

キッチンの衛生線図はわかりやすい

キッチン間取り
例えばこんなキッチンの衛生線図は下のようになります。

キッチン衛生設備線図
キッチンの衛生線図は水栓用の水・お湯、そしてシンクの排水です。食洗機を設置する時は、さらに水と排水が必要です。記号の意味がわかれば楽勝で図面が読めますね。

浴室には4本目があらわれる

浴室間取り
それでは浴室はどうでしょう。例えばこんな間取りの衛生線図は下のようになります。

浴室衛生設備線図
パッとみ複雑ですが基本はキッチンと同じです。それぞれ分けてみると『洗濯機に水』、『洗面器に水・お湯』、『シャワーに水・お湯』です。

キッチンとの違いは浴槽です。お湯が循環するタイプの給湯器では、浴槽から給湯器に戻る管が必要になります。これを『 返り管 』と言って『 ―||― 』こんな記号で表現します。これで常に温かいお湯を保つワケです。
これで浴室の衛生線図は終わり!複雑に見えても記号の意味がわかれば楽勝。

最後に

ちょっとゴチャゴチャした図面でしたが、今回は衛生設備線図についてでした。衛生図の注意点として、水・お湯の行き先を見失わないコトが大事です。洗濯機にお湯がつながってたり、お風呂に水がつながってたり、、、なんてコトが起きていないか住まいの図面をチェックしてみてはいかがでしょ?

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