建築確認申請代行とは建主に代わり確認申請を行う事。費用と資格も解説
建築確認申請代行とは申請者である建築主の【代理者】となり、建築確認申請を行う行為です。
建築確認申請書には【代理者】【設計者】【工事監理者】の記入欄があり、それぞれを担当する建築士の情報を記載します。
建築確認申請代行をする際は、この【代理者】欄に建築士の情報を記載します。
建築確認申請代行の費用や相場は用途や床面積による
確認申請代行の費用は基本的に建物用途・規模により変動します。用途・規模の違いによって、図面・計算書・資料等の種類が異なるからです。
一方で建物用途を限定して【床面積〇〇㎡以下は¥〇〇】と決めている企業もあります。
マドリデリの場合、木造2階建て住宅・床面積100㎡程度で¥200,000前後です。
2025年の法改正以降は申請図書が複雑化したため、以前より代行費用は上昇しています。
建築確認申請代行には建築士資格が必要
建築士法21条の"建築士は、~建築に関する法令又は条例の規定に基づく手続の代理その他の業務~を行うことができる。"という記載から、確認申請の代行には建築士資格が必要です。
一方、確認申請の申請者は建築主ですので【建築主は確認申請を行うことが可能】です。理論的には。
建築確認申請代行は建築士法上の業務であり、違法ではない
確認申請の代行は建築士法21条の【その他の業務】に該当します。当然、合法です。
建築確認申請の【代理】・建物の【設計】・【工事監理】をせずに建築士情報を申請書に記載することを【名義貸し】と呼びます。これは違法です。
建築確認申請の必要図面・計算書
木造2階建て住宅(2号建築物、床面積300㎡以下)を建てると仮定すると、下記の図面と計算書が必要です。地域条例や設計方法により多少の差があります。
また、確認申請書・建築計画概要書・委任状・工事届等書類は別途必要です。
省エネ計算書 | 仕様表 |
求積図 | 付近見取り図 |
配置図 | 平面図 |
立面図 | 断面図 |
壁量計算書 | 偏心率チェック表 |
柱頭柱脚算定 | 構造詳細図 |
設備図 | 地盤面算定表 |
ALVS | その他計算書 |
建築確認申請代行の流れ
建築確認申請では依頼者様と検査機関、両者の手続きをサポートすることがマドリデリの役割です。
最初に依頼者様と打ち合わせを重ね、建物仕様を図面・計算書に書き起こします。次に検査機関と打ち合わせを重ね、図面・計算書に不備がないか確認を受けます。
最後に確認済証を受領することで一連の確認申請完了です。
マドリデリでは建築確認申請の代行を承っております!
まずはメールフォームよりお気軽にご相談・お問い合わせください。