GX志向型住宅とは
先に結論:GX志向型住宅とは、【断熱等性能等級6以上・各一次エネルギー消費量削減率クリア・HEMS導入】を条件に160万円の補助金制度がある住宅です。
GX志向型住宅の条件は3つ
1.断熱等性能等級6以上
東京など6地域の断熱等性能等級6は、UA値:0.46以下・ηAC値:2.8以下です。
2.各一次エネルギ消費削減率
再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量削減率:35%以上
再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量削減率:100%以上
3.HEMSの導入
「ECHONET Lite AIF仕様」に対応するHEMSを設置
実務的なGX志向型住宅の検討方法
【断熱等性能等級6】と【再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量削減率:35%】はクリアできるとしても、太陽光パネルは物理的な設置面積が問題になります。
少ない太陽光パネルでGX志向型住宅を目指すなら、下の順番で検討します。ポイントはとにかく一次エネルギー消費量を減らすコトです。
- 断熱等性能等級6は当然、暖冷房設備のエネルギー量削減のために外皮性能をさらに上げる。
- 全て高効率の設備を設置する。
- 太陽光モジュールを出来るだけ計画する。
条件を満たせない時は、大容量の太陽光モジュールに変更⇒さらに高効率な設備に変更⇒外皮性能を上げる、など変更していきます。
補助金額と還元方法
補助金額は160万円です。
補助金の還元方法は交付申請時の規約によって、建築事業者へ支払われる、又は建築事業者から建築主への現金支払いです。
参照: 共同事業実施規約
補助金申請いつまで?
GX志向型住宅の申請期間は予算上限に達するまで、かつ2025年12月31日までです。
総額500億円の予算は3期に分けられ、2025年7月から第3期の申請期間が始まります。
6月下旬で約40%分の申請が提出されています。予算に余裕はありますが発行受付書で予約を済ませる方が安心です。
申請方法
GX志向型住宅の申請方法は下記URLを確認します。
ポイントは各申請の時期です。工事請負契約後に予約、基礎工事終了後に交付申請をします。
参照: 申請手続きの詳細
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