火鉢に火を入れてみよう

先日、祖父が灰皿として使用していた火鉢をいただきました(おじいちゃん粋!!)
そして新しい藁灰が手に入る時期になったので、思い切って火を入れてみました。
火鉢

まず藁を焼いて灰に

火鉢に入れる藁を親戚にいただき、風のない日に畑で焼きました。

火鉢に入れる灰は断熱材の役割をして火鉢から床への熱の伝わりを防ぎます。正式には木灰を使うようですが、チョット入手が困難なので、藁灰で代用しました。
藁灰を作る

炭の種類

今回はいただきモノの堅炭を使用しました。本格的に火鉢を楽しむ時はくぬぎ炭や備長炭が有名ですね。

くぬぎ炭は火力は弱いですが、火つきが良く初心者向き。備長炭はちょいと扱いが難しいようです。火鉢マスターになれたら挑戦してみようと思います。
堅炭を入れた火鉢

必ず換気。

炭に火を入れると煙は出ませんが、一酸化炭素が発生します。部屋の大きさにもよりますが、余裕をみて5分程度の換気を1時間に2回しました。

じんわりとした暖かさ

火鉢に手をかざすと、じんわり暖かいです。上に網を置いてお餅も焼いたりできます。
火鉢の完成

非常用の熱源としても

実際に火を入れてみると電気以外の熱源として使えるカナと思いました。
”暖房”としては厳しいですが、非常用の熱源としてはなかなか良いですよ。

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