建築士が打ち合わせに持ち出す3つの道具

建築士が外で打合せやご相談を伺う際に、持ち出す3つの道具について少し書いてみよう.

最初に、図面やパースで建物の大まかな印象を建主さんへ伝える

建築図面
建物の広さ・大きさ・動線の説明には図面は欠かせません。平面図・立面図・断面図・矩計図・構造図などなど、とにかくたくさんの種類の図面です。
変更点や説明を直接書き込んで説明できるのも図面ならではの特徴でしょうか。

次に、建築模型で高さや建物全体の形を伝える

建築模型
建築模型は建物の姿を伝えることができます。図面では伝わらない3Dな感じというか、物体感のようなものを建主さんに感じてもらいたいと思って作ります。
作る側は模型で光の入り方や、物体として建物全体を確認しています。

室内の建築模型
人物や主要な家具などを配置すると部屋の中の雰囲気をリアルに伝える事ができますね。

最後に写真や製品資料で、より具体的に伝える

打ち合わせに持ち出すipad
仕上げに使う材料は小サンプルで説明させてもらうことがほとんどですが、完成後のイメージ写真や製品のカタログは、ipadなど端末に入れて見てもらいます。

今後はipadが図面の代わりになるかもしれない!?

数か月前ですが、ipadなどのタブレット端末で有名CADソフトの操作が可能になりました。印刷する前の図面ファイルをタブレットに入れて建主さんに見せることができるワケです。

パソコン上でのCAD操作はとても複雑ですが、タブレット上で図面をササッと説明するなら面白いプレゼンができるかもしれません。
今後の発展がとても楽しみな分野です。

そして未来の建築主さんへ

いろいろ書きましたが図面にしても模型にしてもipadにしても、建主さんが見てワクワクするような提案をしていきたいと思ってます。3つの道具を持って近い未来にお会いしましょう

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