部屋から花見ができる家(計画案)|掘りゴタツが立派なお花見スペースに

『お花見ができる家を作りたい』
公園に広げられたブルーシートを見ながら、そんなことを考えました。仮想の要望を3つ用意して現実に建てられる住まいに仕上げました。題して『お花見ハウス』。

お花見ハウスの要望と解決案

お花見ハウス平面図
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要望1-床座できること。お花見といえば公園にブルーシートということで。
解決案-掘りゴタツを作ることで解決しました。この建物の目玉部分。縦横2m・深さ40cmのスペースに畳を敷き、床座して外の桜を眺めます。幅が2mあるので友人と一緒にお花見もOK。花見シーズン以外は赤ちゃんの昼寝スペースとして使えますよ。

要望2-キッチンとお花見スペースを近くに。料理をすぐに出して、もてなす方も気楽にお花見したい。
解決案-キッチン・ダイニング・リビングを三角形につなぐことで解決しました。対面キッチンでもなく、クローズキッチンでもない、あいまいだけど料理を出しやすいキッチンにしました。

要望3-毛虫のことも少し考えて。
解決案-桜の木と毛虫さんは切り離せないので、物干しスペースと桜を離すことだけ考えました。洗濯の家事動線をまっすぐに作れたのは距離を離したことの副産物です。結果的に良いプランにまとまりました。ラッキー

まだまだ細かい部分を改良できそうですが、『お花見できる家』の提案でした。

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