よしず?緑のカーテン?日差しを遮る効率的な方法
今年の夏も埼玉は気温が上がりそうです。暑くなると気になる窓から入る日差し。
暑さの感覚には湿度も影響しますが、それは潔くエアコンにまかせましょう。人力では解決できません。夏の室内で快適に過ごすためには、窓から熱を入れないコトが重要です。逆に言うと、窓にさえ気を付ければ、かなり快適に過ごせます。
窓から入る熱の割合
上の図は、日差しが窓にあたる時のおおまかな熱の入り方(日射の割合)です。
サッシだけでは室内に80%の熱が入ってしまいます。窓の外に『よしず』などの遮蔽物がある時は20%が室内に入り、80%が外部に反射します。サッシだけの時と反対ですね。
早い話、窓の外に遮蔽物があれば夏の日差し対策はほぼ完了なんです。
一番効率的なのは『緑』と『緑色』
『緑のカーテン』は外付けの遮蔽物で最も効果的だと言われています。水分を含む植物は室内に入る熱の温度を下げる効果があるようです。ただし、『緑のカーテン』はキレイに育てるコトが絶対条件。
2012年放送の『所さんの目がテン!』”よしずvs緑のカーテン”で面白い実験をしています。
建築関連商品では各メーカーが外付けスクリーンを発売しています。『緑のカーテン』や『よしず』より高価ですが、開け閉めがラクなのは魅力ですね。不思議なことに、緑色のスクリーンが最も効果があります。三協アルミwebsiteに詳しく説明されています。
緑には何か特別な力があるのかもしれませんね。
もっと手軽に、台風にも気を付けて
ホームセンターなどで販売される『遮光ネット』はもっと手軽に付けられます。四隅の穴にヒモを通してベランダやフックに掛けるだけです。取りはずしもラクなので、夏の間に何度も台風が来る地域にはオススメです。
最後に
何はともあれ、夏の日差しを防ぐためには窓の外に遮蔽物を付けることです。新築・リフォームの際には、ぜひご検討下さい。