LED照明
節電目的も含め、これからLED照明を導入する場合のポイントについて考えをまとめてみます。
2011年6月現在、電球または蛍光灯からLEDに変更する場合のポイントは
1.種類
2.明るさ(光束)
3.価格、性能だと思います。
1.種類について、住宅用のLED照明は電球型LEDが豊富に発売されていますので、すでに玄関・トイレ・階段・洗面所に電球型照明を使用している住宅では、電球や蛍光灯と取り換えるだけでOKです。丸型LEDはまだまだ普及していませんので、当分は蛍光灯が必要です。
2.明るさ(光束)について現在店頭で購入できる『電球型LED』の明るさは『60W電球』相当(800lm前後)が最大です。40W形60W形の電球や蛍光灯を使用している場合は、明るさを変えずにLED照明を使用できます。
『100W電球』や『100W電球相当の蛍光灯』を使用している場合は、『100W電球相当のLED』が発売されるまで待ちましょう。
3.価格・性能について2011年6月現在、大手メーカーの電球型LED照明の価格は蛍光灯の3~5倍で、寿命は蛍光灯の約5倍です。消費電力はメーカーや製品によって違いますが、蛍光灯より数ワット少ないです。
総合すると現在電球を使用している場所では、LEDに交換すると大きな効果があると思いますが、蛍光灯を使用している場合は大きな違いは出ないと思います。特に点灯機会の少ない倉庫などでは、効果は薄いと思います。
ということで、新築の際にLED照明を取り入れる事には大賛成です!LED照明への交換の場合は電球→LEDへの交換は賛成ですが、蛍光灯→LEDへの交換は、蛍光灯が切れるまで待つことをお勧めします。
HS-houseではLED常夜灯付き蛍光灯をトイレに使用しています。通常時は蛍光灯を使用し、就寝時には常夜灯としてLEDを点灯しています。