お父さんの個室について考える|小さくても豊かな空間にする方法
無印良品のアンケートによると、夕食後に個室で過ごすお父さんも多いようです。
住まいのご要望の中に頻繁に見かけるスペースとして『お父さんの個室』があります。
趣味と仕事、両方のためのスペースだと思いますが、残念ながら打ち合わせを重ねる内に隅に追いやられ、面積が小さくなる傾向があります。
そんな時、『お父さん頑張ってください!』と心の中で祈っているのですが、結果はだいたい同じです。女性は強いですね。そこで、最小限で作れるお父さんスペースを考えてみました。
小さくても確保できる。お父さんの個室
上の画像は収納の一部を利用する計画です。一畳のスペースがあれば机と棚が作れますし、机の上部を利用すれば、かなりの収納量が確保できます。
この方法はリフォーム向きですが、お父さんの趣味に合わせて換気扇やコンセントが必要な時は新築時に計画したいですね。
そして一畳なら家族から異論も出ないでしょう。タブン。
小屋裏を使う方法もあり
小屋裏スペースは天井と屋根の間で天井高1.4m以下の空間です。床座が基本になりますが、晩酌やコレクションを楽しむ空間としては充分だと思います。
見晴らしの良い土地なら、窓を計画することで他の部屋より快適な空間になる可能性があります。
最後に
ちょっとした工夫として『お父さんの個室』が喫煙部屋なら換気扇を計画したり、晩酌スペースなら小型の冷蔵庫を計画したりすると豊かな空間になりますよ。