漆喰(しっくい)の特徴

漆喰を使用した住宅
漆喰(しっくい)は石灰石を原料とする壁材です。建物外部に使用する場合には不燃性や防水性を期待できます。内部に使用する場合は、調湿性やVOCの吸収分解作用などを期待できます。

個人的には自然素材ならではの温もりが大好きです。小さい子が落書きしちゃっても、上からもう一度塗ればいいや~、なんて思ったりもしてます。感じ方の違いもありますが、漆喰も自然素材故のデメリットもあります。

漆喰は壁などに塗り終えた後、空気中の二酸化炭素と結合し、再硬化するために、体積が小さくなり、木部との接合部などに隙間が出る場合があります。また漆喰部分に物の角が当たれば、削れてしまうこともあります。それらを『手抜き工事』ではなく『自然素材の性質』と感じていただければ嬉しいです。

HS-houseで室内の壁に使用しています。

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