埼玉県で長期優良住宅を建築する時の【住宅ローン金利・減税・補助金】

すまい給付金
2019年消費増税の時が近づいて来ましたね。増税前の駆け込み需要は健全ではないので、弊社が採用する長期優良住宅を埼玉に建てる時のメリットを今の内に紹介します。耐震等級や断熱等性能等級など建物自体の部分については又の機会にします。

①住宅ローン金利―フラット35S金利Aタイプ

フラット35S
長期優良住宅を建築する時にフラット35を利用する場合、フラット35S金利Aプランを選択することができます。フラット35S金利Aプランは住宅ローン金利が0.25%引き下げられるタイプです。期間は10年。

2018年7月現在、融資率9割以下35年ローンの場合、多くの金融機関が採用する金利は1.34%なので1.09%になります。10年間の期限付きですが、大きいです。

②減税

住宅ローン減税
長期優良住宅を建築する場合の主要な減税ふたつ。
1.住宅ローン減税-住宅ローン減税とは毎年末の住宅ローン残高の最高1%を所得税から控除される制度です。期間は10年。

住宅ローン減税は一般住宅の控除対象借入限度額が4000万円に対して長期優良住宅は5000万円。最大控除額は5000万円の1%×10年で最高500万円になります。

ただし、一般住宅が400万円と高額である上に、かなりの借り入れをしないと一般住宅に比べて大きな差はでません。ですが、一般住宅と比較しなければ大きな金額になります。

2.固定資産税の減額
固定資産税の減額-新築住宅の固定資産税は一般住宅の場合3年間、長期優良住宅の場合5年間、固定資産税が1/2になります。
ただし、120㎡以内の部分に係りますので、大きな家の場合きっちり1/2にはなりません。ですが、実際に生活し始めてから固定資産税の5年間半額は大きいです。

③給付金、補助金

すまい給付金
給付金と補助金は長期優良住宅というより消費税と埼玉県に関係します。
1.すまい給付金―すまい給付金は消費税の引上げによる負担を軽減するために最大50万円が給付されます(消費税10%の時)。こちらは申請後に口座に直接振り込まれるので、まさに給付です。

ただし、消費税の引き上げに係る負担を軽減するためなので、所得の低い方がもっとも恩恵をうける制度になっています。すまい給付金サイトには収入シュミレーションがありますが、詳しく給付額を調べる時は課税証明を取得して確認してください。

2.みんなで使おう埼玉の木 彩の木補助事業-埼玉県内の事業者が県産材を利用して、県内に住まいを建てるコトを基本に最大34万円の補助金を支給する制度です。
木材に関する補助金は国が主導するモノが過去にありましたが、こちらは埼玉県の補助金。木材が取れる地域でしか実現できない制度ですし、地産地消は安全性確保の基本ですよね。ぜひ利用しよう!

最後に

ざっとの説明になってしましましたが、埼玉県で長期優良住宅を建築する時の【住宅ローン金利・減税・補助金】についてでした。

それぞれの金利引き下げ・減税・補助金の金額は人によって変わりますが、全てを合計するとかなりの額になります。また、上記以外にも細かい減税・補助金・割引はいくつかありまして、建築主の状況によっては更なる恩恵を享受できます。

補助金や割引のために家を建てるワケではありませんが、上記の条件は標準的なモノですので、ぜひ覚えておいて下さい。
詳しい情報は各サイトをご覧ください。

住宅金融支援機構フラット35

国税庁住宅ローン減税

すまい給付金

みんなで使おう埼玉の木 彩の木補助事業

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